塾講師、一度にふたりから解説を求められた経験で身についた、マルチタスク能力の話

塾講師、一度にふたりから解説を求められた経験で身についた、マルチタスク能力の話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
19歳

【当時の職業】
大手の個別指導塾でアルバイトをしていた。担当は小学生?高校生まで、文系中心に小中学生は理系科目も。

【当時の住まい】
実家の一軒家で両親と兄と同居

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
大学受験まで勉強を頑張っており、成績や学歴もそこそこだったため、高校卒業と同時にバイト先を探す際に塾講師を選んだ。

【環境と仕事内容】
講師20名、生徒100名程度の規模の個別指導塾(1:2まで)
担当は小学4年?高校3年生までで、小中学生は国語、論文、算数を担当し、中学生は国語、英語、数学、社会を担当、高校生は国語、英語、日本史を担当していた。
当時担当の生徒は15名程度で、1時間半の授業のほかカリキュラム作成や保護者どの面談参加もしていた。
勤務時間は週に4日程度で、夏休みなどの講習期間は1日10時間近く働くこともあった。
また、講師全員参加の研修が半年に1回程度あり、日曜日夕方で参加必須だった。

【大変だった時期】
働き始めて2年目頃(大学2年のとき)




【大変だったこと】
周囲の講師同士の仲は良かった(同じ大学の学生のため)が、私自身は別の大学だったためその雰囲気に馴染めなかった。
飲み会に一度だけ行ったがあまり楽しめなかった。
担当生徒が問題児で、遅刻無断欠席が多く毎回電話をしなければならなかったし、宿題や授業の進みも良くなかった。
教室長(社員)の異動により教室の方針が変わることが度々あった。
研修など多くやっている割には給料は上がらず、半年に1回の面談時に伝えられる給与アップは毎回十円程度だった。
受け持ちの生徒が増えると授業外の準備やカリキュラム作成に時間がかかった。
特にカリキュラムは先輩講師のチェックと教室長チェックが必要だったので修正が多く、完成までが大変だった。

【大変だった期間】
勤めていた間ずっと




【当時の心境】
生徒たちと勉強したり休憩時間に話をしたりしている間は楽しかったが、講師控室に戻るのが億劫だとかんじたので、授業ブースにいることが多かった。
居心地が悪い丈で苦痛や嫌悪感などはなかったが、講師室でカリキュラムを作っている時間は辛いと思っていた。

【職場が大変だった原因】
他のアルバイトが同じ大学に通っていたことが主な要因だと思った。
また、自分自身積極的に他人に踏み込む性格ではなかった側面もある。




【仕事で良かったこと】
自分の生徒が目標達成できたとき。
テストや模擬試験の得点のような日々の小さい目標から、受験合格といった大きな目標まで、一緒に目標とそのためにやることを決めて実践していたので、その成果が出たことは嬉しかった。




【特にひどかった最悪の出来事】
2:1の授業のとき、担当生徒がどちらもセンター試験対策をやりたいと言っていたとき。
2時間連続の授業で前半は回答時間、後半は解説時間としたものの、2人同時に終わるので解説時間が非常に大変だった。
同じ年度の科目なら一度に解説ができたが、科目や教科が別だった場合が最も大変だった。
1問ずっと交互に解説を行い、待ってる間は単語や漢字の確認などの自習を行ってもらう形で対応したが、私自身が二人のスピードに追いつくために頭をフル回転させており、終わったあと非常に疲労を感じた。
それ以降、センター試験を解く生徒は1時間ずらして授業を行うように設定し、一人がとき終わっわたタイミングでもうひとりが解き始めるようなスケジュール設定をするようになった。




【相談した人・助けてくれた人】
特に誰に頼らなかった。
周りのアルバイトはあまり仲良くない同期か後輩が多かったので相談しづらく、先輩は大学生ではなくベテランの人が多かったため教室内の事務などもしていて忙しそうだったため、話しかけづらかった。

【改善のための行動】
人がいない早い時間に行って、授業準備やカリキュラムを作ってしまうようにした。
また、授業中のことは生徒たちにも協力してもらい、うまく立ち回れたと思う。
2:1の授業のときは、一度に教える生徒の授業内容や進み具合を考えてから時間割を設定するようにした。




【現在の状況と心境の変化】
大学卒業、就職を機に退職し、3年になる。
いまの仕事は塾講師とは全く別の職種のため、新たに覚えることが多く、当初は大変だった。
いまは新しい職場や仕事内容にも慣れてきていると感じている。
でも生徒に教えるということ自体は好きだったので、また機会があったら副業として塾講師をやりたいと思っている。
給与についてはやや不満があるが、今の職蟻についても概ね満足している。

【学んだこと】
まず、大変なことが起きないように自分で工夫すれば良いということに気がついた。
そこからも、自分のやりやすい方にうまく誘導し、面倒事を回避できるようになったと思う。



【当時の自分へのアドバイス】
とにかく目の前にある課題をすべてこなそうとするのではなく、それらのタスクを一度整理し、最も効率の良い順番に並べ替えることが重要。
一気に集中してやったほうがいいもの、他と並行しても大丈夫なものに仕分け、できるものから順番にてをつけていくことが大切。
そうすれば、自分の首を絞めることにはならないはずだから。