塾講師として勉強を教えているつもりが、人生の土台を学ぶことが出来た貴重な経験

塾講師として勉強を教えているつもりが、人生の土台を学ぶことが出来た貴重な経験

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
18歳〜24歳

【当時の職業】
兵庫県で5科目小学生高学年から中学生までを相手にバイトで教えてました

【当時の住まい】
ワンルームの賃貸マンションで一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
一つ目は、給与が高い事です。
集団授業形式で時給2000円、個人授業で時給1000円、それ以外は最低賃金780円
当時の居酒屋でのアルバイトは約800〜850円
二つ目は、中学受験をした経験を活かしたいと思いました。
中学受験<高校受験の経験する人が多い事がわかったので、折角なのでその知識を活かした教育をしたいと思うようになり志望しました。
三つ目は、その学習塾がその地域でも大きい塾なので優秀な生徒が来ると予測しました。

【環境と仕事内容】
具体的な仕事内容:授業・授業準備・質問対応・教室清掃など
規模:地域最大手 生徒は本社だと500人規模
教科:英数国理社
職員の人数、役職:15人、教室長 社員7〜9人 アルバイト5〜7人 程
自分のポジション:アルバイト
生徒の様子:比較的優秀な生徒が多い
親の様子:お金のかかる学習塾の為マダム的な母親も一部いるが、品性がある親御さんが多め
勤務時間:平日(のうち2日)19時〜22時 土日どちらか7時〜22(23)時
給与:8〜15万(夏休み・冬休みは講習有り)

【大変だった時期】
最初〜2年目が一番大変でした。
それは(正社員の)学年の担当の先生が認めないと授業に立たせてもらえず、18,19の若者には授業させてもらえませんでした。




【大変だったこと】
例から回答すると
・人間関係が悪い:裏側で誰かが誰かの文句を言ってる。
それが子供にも一部伝わっている感じがして
 大人の事情を小学生や中学生に伝わっている感じがとても苦手でした。
・ブラック企業だった:社内の空気が悪かった。
アルバイトにはないが、教室長から社員への圧が強く
 社員の入れ替わりが多かった。
・休みが少ない、労働時間が長すぎる:社員の方は平日週一回の休みくらいしかなく、その平日も朝10時過ぎには来てるので
 12時間労働はしているので、その労働時間が長いのでキツそうでした。
個人的な回答としては
・学年担当の信頼を勝ち取らないと授業が出来ない。
最初、高校上がりの若造にとっては
 その感覚があまりわからず、なぜ自分には授業をさせてもらえないのか。
 その感覚を理解して行動するまで雑用しか仕事がなく大変でした。

【大変だった期間】
大変な職場環境は約2年です。




【当時の心境】
上記記載の取り、最初は苦痛でした。
しかし自分なりに一生懸命仕事をして少しずつ信頼を勝ち取り担当授業が増え、そして授業が増える事で生徒と接点が出来、
そこにも先生ー生徒の関係ができ、信頼関係を構築しながら、結果として子供の態度や行動・成績に反映された時は喜びを感じました。

【職場が大変だった原因】
長時間労働が常駐化してて心が壊れていきそうで会社を辞めていく人が多いような、会社の体質もあります。
塾という性質柄、教育と営業を同時に行うジレンマもあったのかもしれません。
自分の面では、最初は仕事を理解していなかった点も落ち度だと思います。




【仕事で良かったこと】
やりがいとしては、生徒が自分に頼ってくれる場面があり
出来る限り応えて返すことです。
充実していた時やうれしかった時は、上記に記載の通り
先生ー生徒の関係ができ、信頼関係を構築しながら、
結果として子供の態度や行動・成績に反映された時は喜びを感じました。
達成感は、受験後の合格発表です。
やはり、これを目標に塾に通っているので。




【特にひどかった最悪の出来事】
少し慣れてきた頃ですが、
夏期講習が始まりピーク時は、一日15時間労働が3〜5日続きます
そして授業時間も一日累計10時間とかになり、
その授業の予習も必要となるのですが、10時間分の予習はかなりの時間を費やします
最初の日程の授業の方は、事前に予習して準備出来るのですが、
後半の日程の準備はその前日にやることが多くなりました。
ある日、体調が悪く前日の帰宅と同時に就寝してしまい予習が全く間に合わず、
ぶっつけ本番で授業に向かったのですが、予習もしていないので授業内容もさんざんで、
その授業を学年担当の社員が見ててがっつり怒られました。
その翌日から担当を外され、意気消沈しました。
勿論、怒られて然るべき内容でしたので、
反省し謝罪し時間はかかりましたが信頼を回復し、次の季節の講習では授業をさせてもらえました。




【相談した人・助けてくれた人】
3年目頃に、アルバイトの中でも社員からも一目置かれているエースみたいな先輩と仲良くなりました。
そこから2年間は一緒にいる事が多く、仕事終わりのご飯や遊びに連れて行ってもらいました。
色々な事を相談させてもらったり、見えないところで庇ってくれたり
僕に授業させてもらえる様な事を社員に言ってくれたりとありがたい先輩でした。
勉強になりました。

【改善のための行動】
頑張ったことは、
最初は仕事を軽く考えて信頼を無くして失敗しましたが、
そこから、がむしゃらにとにかく言われたことを文句も言わずに一生懸命したことと
社員全員とコミュニケーションを少しでも多くとる事を意識しました。
そうすると少しずつ信頼を取り戻し上手くいきました。




【現在の状況と心境の変化】
アルバイトが終わってからは7-8年経過しました。
学生期間が終わり、そこで就職するつもりもなかったので、退職しました。
現在は、異なる業界の営業職をしております。
今投稿しながら思い返していました。
その会社には戻りたいと思う事はありませんが、この教育業界は嫌いではないので
またいずれかの形では教育業界に携わりたいと検討してます。

【学んだこと】
信頼は積み重ねだと学びました。
一生懸命すれば見ている人もいます。
社員に対してもですし、子供に対してもそうです。
人は鏡で、
結局相手の行動などは、自分の行ったことに対する反響だなと感じた場面が多かったです。
あと人前での話し方や役作りの勉強も出来ました。



【当時の自分へのアドバイス】
百聞は一見に如かずなので、同じことをするべきだと思います。
あのつらい経験があったから今の自分の人格形成にもなっていて成長できたと感じているので。
強いて言うなら、もっと考えながら生きていきなさいと。
右から左で物事をするのではなく、そこに自分なりの付加価値を付けて行動する事で
人生は更に良くなるはずです。
そしてどこかセーブしていたので、厳しい環境にもっと飛び込むべき。